美濃祭りの花みこしが深く関係する、美濃和紙雑貨の石川紙業のものづくり!
2016.03.29江戸時代からつづく岐阜県美濃市の美濃祭り。この美濃祭りですが、一つひとつ手作りする石川紙業のものづくりに深く関係しています。
美濃祭りは、「花みこし」「山車」「流し仁輪加(にわか)」の3部から成り立つ、美濃市の八幡神社の祭礼です。毎年4月の第2土日に行われ、美濃のまちは祭りの熱気にあふれます。今年は4月9日10日に行われます!9日に社長が役者でにわかに登場するので、お楽しみに!(なんと女性役!)
写真出展元:美濃市 Tourist Guide to Mino city → こちらをクリック
美濃のうだつを上がる町並みを華やかに練り歩く、花みこしですが、みこしの花は一つひとつ手作りなんです!
石川紙業のある地元の美濃市吉川町では、今年も三月から花みこし作りが始まりました。まずは「花取り」。三月はじめに昨年の和紙花を水に濡らし、竹竿から取ります。
きれいになった竹竿を、吉川町内の12組に分かれている各組に配ります。同時に配られる和紙の素材で、各家は和紙花の作成が始まります。
各家で、桜色に染めた和紙を二枚ずつ、一本一本よって作る"こより"で通して貼り合わせます。この"こより"、なかなかむつかしいんです。でも、子供の頃から毎年やっているから、美濃の住民はほぼできます。そうです!美濃の住民は、和紙に触れ文化が根付いた地域で育ち、昔から手先が器用なんです!一つひとつ心を込めて、丁寧につくる石川紙業の生産と技術の根底はここにあります。
できあがった和紙花は、竹竿に巻いて、花みこしの"花"を作ります。これがまた器用さと根気のいる作業。
和紙花を竹竿に、各家から参加したペアで一つひとつ和紙花を糊付けて、紙テープで巻いていきます。
その作業を延々と繰り返して、花みこしの"花"ができあがります!ペアの息の合ったチームワークが必要です(^^)
江戸時代から毎年延々とつづく、美濃町ならではの祭りの準備行事。美濃町に住んでいる方は、当たり前に行っている準備なのですが、かなり器用さと根気が必要とされる作業だと私は思います。
こうした文化が江戸時代からつづき、各家が参加して作成する、一つひとつ手作りした和紙の花みこし。祭りの日は、心のこもった花みこしが舞い、全員が一帯となって春の到来を楽しむのが、美濃和紙の里の美濃市なんです(^^)
石川紙業は、この美濃市に創業114年。この愛すべき地域だからこそ、一つひとつ心を込めた手作りがカタログ掲載1,030種類の、石川紙業のものづくりが実現しています・・・
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